茶色い猫がみてる。

猫・トイデジ・映画・ドラマ・買い物・ゲームなど日々のあれこれや備忘録

映画鑑賞メモ『午前4時にパリの夜は明ける』

原題:Les passagers de la nuit

公開:2022年

製作国:フランス

監督:ミカエル・アース

出演者:シャルロット・ゲンズブール、キト・レイヨン=リシュテル

 

舞台は1980年代のパリ。静かに淡々と物語は進んでいく。主人公の人生もゆっくりと前へ進む。ざらざらとした映像がいい。主人公のアパート、窓が大きくて素敵だ。その窓から見えるパリの街並みも素敵だった。あのお洒落なビルは今はもうないのかな?大きな出来事がある訳ではなく少しずつ変化する日常を捉えた映画で自分的には好み。観終わって気になったのは、タルラは少しでも前へ進めたのだろうか・・・・ということ。ラストの草笛のシーンの様にその後もどこかで楽しそうな顔をしているとよいのだけれど。